葬儀
2016年6月15日
最近2件の葬儀があった。
次はオイラの番か・・・?
おっ様のお経が終わった後、一休さんの歌を紹介しながらお話をされたが、死というものは他人事ではない、自分も明日はどうなるかわからない・・・と言っておられました。
言われることはわかるんだけど、ほとんどの人が明日はまだ生きている、あさっても、ず~と先の数年後まで死ぬとは思っていない。
先を案ずることはしたくないけど、事実明日の命は保障されていない・・・
なのに、有り余るお金があっても、まだ、もっと、それ以上ないと不安でしょうがないらしい・・・よく聞く言葉に、あの世にお金や、名誉などは持って行けないと・・・
人間の欲にはきりがない。
おっ様の話を聞いていて松若丸の歌が頭に浮かぶ・・・
9歳で出家した松若丸は、明日得度しようと言われたときにこんな歌を詠んでいる。
『明日ありと思う心の仇桜、夜半に嵐の吹かぬものかわ』
奇麗に咲いた桜でも、一夜の嵐でほとんどが散ってしまう。自分の命も明日は解らない、すぐ得度してほしいとお願いした松若丸の胸にある思いは凄いな~まだ9歳なのにと思ってしまうのです。
天才児ではあったが大人になっても自分の悩みを解決できず、やっと29歳にして自我を確立した。
オイラは爺ちゃんになっても、ちっとも成人になってないぞ 。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
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