お墓掃除
2017年8月5日
お墓掃除をして、管理料を支払ってきました。最近のお寺さんは大変だと聞いていますが、あと何十年かするとお寺さんは3分の一に減るようなことも聞きました。
♬ 私の~♪ お墓の前で泣かないでください ♪ そこに私はいません~・・・
なんてそんな歌があったね?
お墓で手お合わせても、死んだ両親はおりませんでした。居ても解らないだけかもしれませんが・・・(o^-^o)?
『キリスト教では死んだら塵になる』魂の存在も認めていないようなことを聞いたが本当か・・・?
『仏教は、輪廻転生』を言っているようです。
僕は死んだ過去のことは覚えていないので解りません。
僕の生まれる前、家は禅宗、本山は永平寺だったけど親父の代に、天理教に代わりました。
母の話によると親父は結婚前は稼いだお金は全部使ってしまって母と一緒になった時はたんすに帯一つしかなくてびっくりしたと言っていた。親戚や知人に聞いても本当に出しっぷりのいい人で、一緒に行くと食事から全てにおいて自分が支払ったことが一度も無いと言っていた話を思い出す。親父の話からも人にお金を出させたことは一度もないと言っていたことからもうかがえる。親父とは反対に守銭奴なオイラは棺桶にお金を持って死んでゆく・・・ヾ(´▽`;)ゝウヘヘ・・・?
母と一緒になってからそんなこともなく、当時の日本の高級官僚の給料より多くを稼いでいたと母から聞いた。大きな家が10件立つくらいの金を稼いで日本に帰ってきて名古屋で商売をするつもりでいた矢先、商売仲間の保証人になり失敗、その支払いを肩代わり、その後病気になり4年程の仕事が出来なかったと言っていた。そんな状態の時、地元で民生委員だったおっ様から生活保護の申請やら、お金がかかるからと宗教を天理教1つにしたらとアドバイスがあったそうである。保証人になったことで親父いつも言っていた『人にお金を貸したらやったと思え・・・』って
父が若かりし頃、終戦直後まで日本の領土であった朝鮮半島で何年も仕事をしていて日本に帰ってきてから大病を患い、医者に見放され、もう死んでいくことを覚悟して『母にもう俺は長いことはない、もう実家に帰れ』っていたそうであるが母は病人をほっといて帰ることなんてできないと残ったそうである。
そこに天理教の布教者、亡き教会長さんが何度も訪ねてきてお話をされたそうで,当時天理教は『お金を出せば』助かるとの噂で、『首吊りたまえ天理王のみこうとう』と揶揄され、親戚や周りから「そんな宗教に騙されてはいけない」と父や母に言われ用心していたと両親から聞いた。だが、医者もさじを投げて助からないのなら、藁をもすがる思いだったのか、何年も床に臥せっていた父は、信じてみようと心を定めた翌朝には母に支えてもらわなければ起き上がれない身体が、自分の力で起き上がれて歩くことが出来た不思議と喜びは忘れないと父から話を聞いた。その後1カ月で仕事に行けるようにまで回復しその喜びと感謝は天理教に捧げることになった。『主治医だった先生はあの人まだ生き取るか・・・?』って首をかしげていたそうである。それから地元のおっ様の言葉もあり天理教一本になり家は布教所までにもなった。親は僕に継いでほしかった見たいだけど、育て方が悪かったのか、出来の悪い僕はいやでいやでしかたがなかったので親一代で終わりです。まあ、精神的トラウマを抱えた病人が継いでもうまくいかないのは言うまでもありません。ある宗教家はいずれ宗教は無くなると申しておりましたのでちょうどいいのです。僕もそう思います。
でも、親は天理教の会長さんとは親戚や兄弟以上に親しくさせていただいたと聞いている。僕も大分お世話になったけれど、情けないことにその恩に報いることなく生活をしている。わかっちゃいるけど、小さい時の精神的なトラウマから逃れられないのが現状で進歩が無い自分にいらだちを隠せない。
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